中世都市研究会2012大阪大会

まだ詳細確定していませんが事務局からの第1報。

「中世都市と城下町」(仮)
 2012年9月1日(土)~2日(日)

第1日(9月1日)
 現地見学会 9:00~11:30
  四天王寺(中世門前町)、平野町、空堀、船場(豊臣期大坂城下町)
 事例発表 13:00~16:30
  玉井哲雄(国立歴史民俗博物館)「16世紀、東アジアのなかの城下町」
  仁木宏(大阪市立大学)「中世都市から城下町へ」
  中西裕樹(高槻市立しろあと歴史館)「城郭・城下町と都市のネットワーク」
  山上雅弘(兵庫県教育委員会)「摂津・播磨国における城・城下町と町・村」
  大澤研一(大阪歴史博物館)「上町台地の中世都市から大坂城下町へ」

第2日(9月2日)
  山村亜希(愛知県立大学)「阿波勝瑞 -歴史地理学から見る-」
  下仲隆浩(小浜市教育委員会)「若狭小浜 -守護所から近世城下町へ-」
  ※ その他、東国城下町事例発表

こんな感じ!

この手の研究は、ここ10年くらいでようやく学融合が進み始めた分野です。

どうしても都市研究は、「文献」「考古」「美術工芸」「地理学」と分かれがち
(国の組織も縦割りですが・・・)になるため、都市史、都市計画の分野の方が
研究的には先行していたかもしれない。現代の都市計画に活かす!という明確な
命題があるから。歴史研究家も持つべき意識なのだが・・・。
でも、地方職員って、資料評価しながらも、「何でもアリ」的にやっていかない
と、地域の人が求める歴史解明につながらないので、柔軟的に行っていたところ
がある。ようやく研究手法として確立される可能性を包含してきた。
可能性をいっぱい示していかないと、地域のアイデンティティが芽生えない。
「まちづくりに活かす」が地方で歴史を研究する私たちの使命。

「小浜」の都市復元なんかは、文献・考古調査もそうだが、地理的要素や
仏教受容、寺の変遷や移動(宗派含め)、政治権力拠点の移動を総合的に
みるととても面白いものが見えてくる。そして、あまり注目されていなかった
近世地誌や伝承なんかを補助的資料とすると、さらに点から線、そして面へと
繋がっていく。

ひとつの価値ある文化財ではなく、さまざまなものを繋げると見えるもの。

歴史も単一研究から総合研究。そして活用へ。
「歴史文化基本構想」の原点がここにもあるのです。
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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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