吉野の蔵王堂


今週の週間少年ジャンプっす。
ジャンプといえば両さんでおなじみの「こち亀」ですが・・・

なんと・・・鯖街道です。

DSC_2178.jpg

ますますメジャーになっていく鯖街道です。



いにしえ人は鯖街道を通り、京都を過ぎて奈良・吉野まで。

ということで・・・
吉野シリーズで櫻本坊や脳天さんをご紹介してきましたが肝心要の蔵王堂をご紹介してなかった・・・

蔵王堂

吉野山のシンボルで正式には金峯山寺蔵王堂でしょうか?
修験道の総本山、金峯山寺の本堂となっています。

そもそも金峯山とは、吉野山から山上ヶ岳(いわゆる大峯山)一帯の総称であり、そこにある社寺すべてが金峯山寺に関わる神社仏閣です。

大峯山にある大峯山寺は山上蔵王堂であり、吉野の蔵王堂は、山下の蔵王堂でした。

山号は「国軸山」
我が国、世界、宇宙の中心という意味ですね。
仏教の曼荼羅の世界であり、吉野から山上への修行は、世界の中心に身を置くということになります。

本堂は重層の入母屋造り。
高さは34m。
東大寺大仏殿に次ぐ巨大な歴史的建築物として知られています。
何度も火災にあい、現在の蔵王堂は、1592年に再建されたもの。
もちろん国宝指定されています。
それぞれの柱も、自然のまがりを残した巨木で、周囲3mを超えるものもあります
杉や欅など柱材もさまざま。
ツツジや梨なんていう柱もあります。
厳しい山林の中にいるようです。


内陣には、格天井を突き抜けて、巨大な秘仏、青身の蔵王権現像を三躯。
中尊は7mを超え、両脇尊も6m前後の像です。
若狭坊がお顔を拝したのは、昨年の御開帳のとき1回だけですが、本当に圧倒されます。
最近、国宝仁王門の修理勧進のため毎年1ヶ月程度ご開帳されます。

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今年は11月から12月のようです。

ありがたい権現さまです。

私たちは、蓮華会の時、蓮華宝輿を奉納後、ご本尊前で法要に接することができます。
発心門をくぐり、心新たにし、蔵王堂でご本尊に接して翌日の山行へと心を正します。

実は若狭坊が毎年足を運ぶようになったのは、この蔵王堂内での厳かな法要に心をさらわれたのが一つの要因です。
なぜ毎年行くのか。
幾つもの要因が重なり、続ける中で新たな要因が出てきたりする。

あと2週間強ですね。

今週末は、天気がよければ多田ヶ岳前行予定です。


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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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