春鯖と御壇供

「若狭春秋の鯖の味を知らんと鯖を語ることできんでぇ」
by 北大路魯山人

ということで若狭小浜は春鯖の旬を迎えています。

FB_IMG_1460951267391.jpg

写真は丸海さんのフェイスブックからお借りしました。
丸海さんのフェイスブック&ブログはお勧めです。
毎日の水揚げ情報があるので、若狭小浜の旬を瞬時に察知できます。

江戸時代、一日で一人数百本を一本釣りで水揚げしたとか
祇園祭りなど京都や滋賀でお祭りのときは鯖のせいで米の輸送も止まったとか
近代、まき網漁豊漁で、鯖列車でジャンジャン近畿に運ばれたとか
売り上げのお金をリアカーで運んで、蔵は札束で山積みとか・・・

そんな大漁は昔の話ですが、
鯖街道起点の鯖は今も昔も
あの美食家の魯山人先生がおっしゃるとおり
グルメの方、必食の価値あり!!
美味しいことは間違いないのです。

どこで食べるといいかな?
とりあえず若狭おばまの「海の駅」を目指してくださいませ。

map.gif

市場直結のお魚センターで旬の魚をショッピング。
買った魚は七輪焼きであぶって試食。
お子様連れは、リニューアルされた若狭フィッシャーマンズワーフから遊覧船で蘇洞門へ。
食文化館では、食を学ぶだけでなく、若狭塗箸のとぎ出しなどの体験もできる。
周辺にはグルメなレストランから、濱の四季という地元料理の店までよりどりみどり。
つかれたら小浜湾を一望するお風呂まで楽しめちゃいます。
若狭坊の想いが詰まる 「若狭おばま海の駅」 お勧めです。
 
さて、若狭と奈良に春をつげる「お水送り・お水取り」が終わって、早一ヶ月。
神宮寺さんからお水取りの御壇供をいただきました。

DSC_1942.jpg

小浜から二月堂へ姉妹都市の関係で
お参り行った来賓の人への分配分でいただくのですが
若狭坊は4月からそういう部署に配属になったため特別に☆
お水送りに出仕したものとしては、ありがたい限りです。
まったく関係のない人ではないからね。


御壇供は二月堂のご本尊へのお供え物のお餅。
修二会の練行衆が、行に入る前に別火坊で作ります。
で、御壇供の他、もうひとつ特徴的なお供えに、実は椿の造花があります。

若狭小浜の八百比丘尼の椿とつながるでしょ♪
椿姫ともいえる八百比丘尼は、どこかお水送り・お水取りとリンクしてきます。

鯖でつながる道は、実は文化交流の道。
海外、日本海側の文化・文物が運ばれ、
御食国の幸が天皇の御食料として供給され、
聖なる水の道として、「お水送り・お水取り」の歴史を残した。

幸として「鯖」を残した。

美食家がびっくりするくらいのロマンをもった道。

春鯖と御壇供で再確認の「春」となりました。


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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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