多田ヶ岳の登山道


今日も遠足・体験学習で賑わっています。

DSC_0879.jpg

ふと展示をみて気付いた・・・・

DSC_0877.jpg

これ・・・
全国で発行された観光案内の小浜バージョン。
昭和8年(1933)の発行です。

多田ヶ岳部分をアップにしました。

現在の登山道は妙楽寺コースと多田コース。

でも書かれているのは

(1)妙楽寺コース

(2)龍前~神宮寺神体山コース

(3)遠敷~上記コースへの合流


元来、いまある多田から上がるコースがメインと考えていたのに書かれていない。
本地図には未記載ですが多田寺・多田神社の尾根を行くのが元来の古いコースかもしれませんね。
古代の峰入りもそうだし、近世までは修験根本道場だったのですから。

(1)は今もあるコース。妙楽寺との関係から興味深いですね。
(2)は、伝承では聞いていたコース。若狭彦姫と神宮寺との関係です。
(3)は初見です。遠敷の湯谷から上がっているよう。
古代の信仰と関わるとすれば注目です。
この周辺は奈良時代以前の群集墳がある地域ですから、神仏習合前の
様相を示す根本の道であることも否定できません。 

いずれにしても、この道を回峰するなど、今では考えられない山の信仰が
小浜にあったのです。

小浜の社寺建造物群と登山道の配置は、しっかり研究しなければいけません。


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テーマ : 宗教・信仰
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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