秋の収穫に感謝して


祈!台風無災害☆

南無南無しました。


今日は若狭坊の家のすぐ近所。

若宮三所神社の例祭で伝統文化と食の調査&映像記録。

DSC_0851.jpg

来週は遠敷祭りですが、9月~10月にかけて収穫に感謝する秋祭りが随所で行われます。

今日のメインは・・・・

DSC_0853.jpg

アユでございます。
氏子さんが地元でとれた落ちアユを串にさして囲炉裏で焼いたもの。
燻製みたいなものですね。
5本を藁で束ねてあります。


近年の神社祭礼「神饌」は神社本庁の意向もあり、かなり形式的になってきている。
海・山・里のものを・・・
タイ・昆布・するめ・根のもの(大根やニンジン・長いも)・果物・・・

どうなのだろう。

もともとは神に感謝するため、最上のご馳走である地元の旬のものを供える。
これが普通だったんだろうな。

宮司さんが入らない小さな祠の祭礼などでは、いくつか地元の旬の幸使うから。

そういう点で「アユ」はすごいです。
市内でもあまりしていませんね。

南川沿いの神社ならではではないでしょうか。
昔はたくさんとれたアユをこのようにして冬場のタンパク源にしていたのです。
囲炉裏の上などに保管して。
アユも少なくなり、囲炉裏もなくなり、文化の継承が難しくなってきていますが・・・


もうひとつ・・・
松茸もありました。

DSC_0855.jpg

これも旬ですからね☆

秋の収穫に感謝。
普通の祭礼では洗米がほとんどですが、稲穂も神饌としてありましたよ。


祈り、感謝には地の旬のものを。

そして、おさがりをいただき自らの健康も仲間と祈る。

これぞ本来の祭礼なのでしょうね。


さて・・・

同神社の大正時代の石製鳥居。

寄付奉納社は☆

DSC_0857.jpg

「若州製糸株式会社」「桂製糸株式会社」

DSC_0858.jpg

「口名田酒造株式会社」「若狭瓦製造株式会社」

となっております。

いずれも近代口名田村を代表する産業です。

すでに無くなってしまったものですが。


地域の発展を考えた時。
やはり金を生む産業を創出しないといけないと常々思います。

産業は時代変遷とともに変化するもの。
でも変化しない地の利というものもあったりする。

これは単なる企業誘致などの理念ではない。
地域は地域で考え、金を生む方法を考えていかなければならない。

人口減が進んでいく時代。
地域を守るのであれば口名田の産業をもう一度見つめなおし、考えないと・・・。

そして地域の旬のものを神仏にお供えし。
感謝をささげながらコミュニティーを持続させていきたいですね☆


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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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