おまいりのしきたり

いつだったか・・・

神社で般若心経をあげていてお叱りを受けた話をした。

神社の柏手の話も書いたこともあるかな?


最近、神社や寺でのおまいりのしきたりを看板などで示してある寺院がいっぱいある。

みなさん則ってますか?

まずは意味を理解して従わないと、規律重視では日本のしきたりを忘れてしまいます。


たとえば「おみくじ」

神社の低木にたくさん結んであって、「結ぶ」で吉運が叶うなんでことを言う。

ほんの数十年来のことなのですが・・・

もともと「おみくじ」は護符。
吉が出れば、財布か神棚に納めて1年間のお守りにしないといけない。

「結ぶ」は凶が出た時。
それも逆手で結ぶ。

これは「行」なのです。

難行を経て魔を払うのです。

でも本来の難行は、滝行などの水行や山行ということを忘れてはいけない。


「手水」なんかもそう。

本来は水垢離しておまいりしたものの縮小。

左手・右手・口といいますが、しっかり身を清めることを忘れては意味がない。


「賽銭」

5円をいれるとかいうけど(笑)

本来は包紙に、初穂料、玉串料としておさめていたものの縮小。

初穂(新米)や玉串を納めることを忘れてはいけない。


このように祈願の作法は縮小化されていくのが日本。

でも、宗教的規律にならず、「神さん」「仏さん」と和やかに向き合える作法の過程でもある。

若狭坊はこのような日本文化が好きです。

こうお参りすべき!みたいな規律をみると、「ほんまか?」と思う。

そんなことしたら罰があたる。
そんな物言いをすると神仏の報いがある!
みたいなことを絶対神に例えて言われると苦笑してしまう。

あなたは、日本の八百万の神や生活を支えるすべての仏と交信できるの?みたいな(笑)

自分は自分なりにしっかりと神仏と向き合っておまいりしているから。
そこには学者・修験者としての自負もある。


でも本来こうすべき!!は忘れないようにしないといけないね。
そして自分にうぬぼれてはいけない。

知識に囲われ、突き詰めることを忘れてはいけない。

でないとお参りの作法が無くなってしまうから・・・

若狭坊が山に入り修験に生きる一つの理由です。


と、いうことで師匠の本です。

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しきたりの歴史をわかりやすく紹介しています。

なんせ民俗学者であり神主さんでもあり。
「食」、「旅」、「酒」がご専門ですね。

素敵な先生です。

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テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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