生臭坊主


久々の語りブログです。
1か月に1回程度「毒?」を吐きます。
気にせずスルーしてください(笑)


若狭坊。

は、自然の神仏を崇拝する山伏のはしくれ(在家先達)です。

決して「気持悪い」と思わないでください(^^ゞ
わが国の歴史を学んできた若狭坊の到達点かもしれません。
「若狭」「小浜」「くぼたん」に生きるDNAが根源かもしれません。


修験道は、開祖の役行者(役優婆塞)から在家信仰を尊重しています。
それだけ、在家の中にも学ぶことがあり、生活に近い中で教えを守るということです。
実践主義ですね。
個人的には自然の尊重と共生、異質なものへの理解・寛容がメインだと思っています。
根本的には違うかもしれませんが・・・

今の位置づけでは仏教の一派となっています。

でも・・・

酒も飲みます(煽ります)。肉・魚ももちろん食べます。
不満もいいます。
金儲けも考えます。
いつまでも女性にはモテる男でありたいと思っています(笑)

この間、ある人に「生臭坊主やのォ~!」と言われました(^^ゞ

若狭坊も人間。
だから弱いものです。
自然に生きる小さな一員です。

でも、食べる時には自然からの恵みとして「いただきます」は忘れません。
不満は、「人を認める」ことにより、理解と寛容に努めています。
金儲けは一つの手段として人が幸せに暮らせる要素です。
アクティブに心やさしく動ける人間は女性だけでなく万人から尊敬されます。


「生臭坊主」という言葉は、江戸時代の寺請制度から生まれたといわれます。
檀家制度が成立し、戒律を守らなくても、檀家から搾取が可能となったこと。
これが要因といわれます。

この檀家というものは、仏教が伝来してきたときからのもの。
蘇我氏などの有力氏族が氏寺として権威の象徴として仏教を受け入れました。
だから「氏族の寺」がスタートなのです。

でも、そこから派生したもの。
仏教だけを尊重せず、元来の自然信仰や、渡来のさまざまな信仰を融合させ、
日本人らしい神仏習合を創出したのが「修験道」なのです。

日本らしい異質なものの受け入れと融合と創出という一連の流れを強くみせます。
そして、自然の八百万神を尊重し、そこに人間を置いて生活をとらえる。
日本の発展は常にここにあります。

だから、世俗的?な若狭坊を許してください(笑)


さて、生臭坊主という言葉が江戸時代に生まれたように、おそらくこのころから
仏教に対する尊念は徐々に薄れ、神仏分離令により大打撃を受けた「仏教」は
いまや葬式仏教と揶揄される時代に突入しています。

でも、古代末から中世にかけての豊かな神仏習合信仰の時代。
僧侶はさまざまな形で活躍しています。

金儲けもすれば、都市整備もすれば、殖産興業もします。
文化振興事業も手掛けます。
教育もします。

社会の一員として、信仰を基盤に地域づくりをしているのです。
(ただ、そこから逸脱した破戒坊主や山伏も一端としていたことも間違いありません)

生き生きとした時代です。

生臭くもなんともありません。
信仰を司るもの!生活に近くないと!!

海外の宗教の聖職者じゃないのです。
(もちろん「極める」僧侶は聖職者にも見られますが・・・)


江戸時代の寺請けから、明治の神仏分離を経て、
いまようやく、日本人らしい「神仏習合」が再び認められつつあります。
いや元の時代に回帰しています。


寺院自体もいまの位置づけに疑問をもちつつあります。
(全部ではありませんが・・・)



なんかね。

若狭坊が活動する場には、おそらく根底に疑問をもっているであろう
お寺に関係する若人がたくさんいらっしゃいます。

さまざまな文化活動を主導する「たまさん」。
自然を愛し、小浜を愛する「あこちゃん」。
カフェ経営の「green cafe」さんや「watoto」さん。
「green cafe」さんは寺院でのイベントもされるし、
なによりトレイルランナー☆
飯盛山修験の血を若狭坊と共有しています(笑)

ちょっと色?は違うけど、若狭坊の歴史の師の一人でもある
「たいしゅん」さんもそうかな?
歴史の師というよりは、「歴史を活かす」に学ぶところが多かったな☆
そこの根底にある仏教美術史の知識もすごかったですし。

まあ、歴史は繰り返しています。

上記のまちづくり仲間がある人に語っていた言葉。
(この方は寺に縛られる古い檀家制度から抜け出されました)

「『新しい僧侶・寺』という活動ができればと思っている」

そのDNA。日本らしい信仰に回帰されようとしているのですね♫


人々が幸せに暮らせるための地盤を創る。
そこに神仏のご加護をいただく。


日本らしい、小浜らしい。


神仏習合の里が復活しつつあります。


このような人がいるからこそ、仏教には未来も見えます。


みんな「生臭坊主」じゃないからね☆★☆
(もちろん若狭坊含む)



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テーマ : 宗教・信仰
ジャンル : 学問・文化・芸術

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大事なことですね

先日旅行で小浜に寄らせていただきました。
個人的に歴史、神話、神々、民間伝承などに大変興味があるために小浜の民話を下敷きにいるか地蔵や久須夜岳の大神岩などを回らせて頂きました。

重要文化財、国宝と歌われている仏教芸術もすばらしいのですが土地に根付いた文化をもっと紹介してもらっても良いのではないかなと思います。

若狭坊様の霊山信仰の話大変興味深く読ませていただきました。

Re: 大事なことですね

CAN Iさま

コメントありがとうございます。
民話・伝承など大切なことだと思っています。

いにしえの人が伝えたかったことが満載です。
記憶が定かでないのですが、いくつか記事で書いたこともあります。

つまらないブログです。
薄学のブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。
プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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