伝統的なイロ☆


深夜までの送別会が明けた朝☆


代行運転を使わずに久々にタクシーを利用したため
チャリ通勤をしました。

青空に春の香り。
うぐいすとつばめのささやき。

気持がいいものです。

谷田部坂を越え、小浜の重伝建地区を通ります。

DSC_0337.jpg

目に見えて修理修景が進んできたように感じます。
日本らしい木質感のある茶色い町並みです。
小浜の修理修景はこげ茶色のベンガラに統一されています。

でも・・・

いつも・・・

これでいいのか?

と考えてしまいます。


景観はとっても大事。

日本でもヨーロッパでも建築資材によって統一感のでた町並みというのは美しい。


でもね。

単なる茶色で統一しようという短絡的なものもどうかと思う。


DSC_0336.jpg

まちなかにはQRコード付きの新しいまちあるき看板が登場しています。
濃緑のなかなかシックな色合いで小浜の町にあっていると思います。

DSC_0335.jpg

小浜西組の重伝建地区に入ると・・・
この看板がこげ茶に変わります(笑)

たぶん現状変更の許可条件でこげ茶指定をしたのでしょう。


案内看板というのは
1.人の目に目立って触れるものでなければいけない
2.動くものであってはいけない
3.長持ちしなければならない

町並み・街道沿いでは古くから石柱が使われますよね。

短絡的に茶色がいいのかどうか・・・

現状変更の許認可をもつ立場では真剣に考えないと。

景観第一じゃなく、用途も大切になってくるから。


どうも日本では伝統色というと木質感や茶色が重用されます。

社寺や仏像も木質色です。


でも、そもそもの社寺などの建造物の伝統色は赤色。
平安神宮や伏見稲荷もそうですよね。
平城宮で復元された大極殿や朱雀門もそうですよね。

b46440d5.jpg

市内の重要文化財の羽賀寺や神宮寺も目をこらして見ると、赤色だった名残を随所にみることができます。

仏像なんかも、そもそもは極彩色であったり金色でした。


今の景観最優先の色指定。茶色。

どこの町並みもそうだから。
じゃなく。

歴史を振り返り、用途を考え、当然景観のことも踏まえて。

色だけを指定するだけでなく、内容をしっかり聞き、素材も考え、

深く考えないといけないような気がします。

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テーマ : 建築デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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