比叡山お詣りの一コマ

先日の比叡(日吉・日枝)山山行。

朝8時すぎに坂本の日吉神社駐車場に入る。
関所で300円の入苑料をお支払するシステムになっているのですがまだ受付の方がいらっしゃらない。

後で払えばいいよね。
全山お参りの最後に満行報告をさせていただくから。
基本駐車料金ではなく入苑料のようだし。
もちろん閉鎖もされていないし、利用時間の表示もないし。

と…自己解釈したのでした

今日の装束は行者ではなく登山者。
持っているのは左手に巻く最多角念珠と腰の持鈴のみです。
でも、お参りであることは、若狭坊ですから御理解いただけますよね☆

ということで、車で着替えて8時30分に出発しようと思ったら・・・

どこからともなく年配の女性が2名現れる。


【女 性】 「登山の方の駐車はご遠慮ください」
【若狭坊】 「申し訳ございません。登山ではなくお参りです」
【女 性】 「本来なら登山の方は駐車できません。」
      「もう入場され、登山のお着替えも済まされているのでお帰りになるときに300円お願いします。」
      「基本は参詣のみですので今回は特別ということで・・・」
【若狭坊】 「いや・・・、私にとって比叡山を回峰参詣させていただいてこその日吉神社参詣です。」
      「お参りですので・・・」
【女 性】 「・・・ 長時間の駐車はご遠慮いただいております」
【若狭坊】 「14時にはすべてお参りが終わる予定ですが・・・。お参りに時間制限あるのですか?」
【女 性】 「・・・(逃げるように)とにかくお帰りの際にお支払ください」
【若狭坊】 「ご深慮ありがとうございます」

理屈くさくてすみません(笑)
ちょっと朝から気分害しましたが、女性の方が嫌な気持ちになったでしょうね。
申し訳なかったです。

丁寧な言葉を選びましたが、神仏の領域は今の境内だけではないことを知ってもらいたかった。
女性にすれば、山も比叡山延暦寺も、今の日吉さんには関係のないものなのだろうな?

行者たるもの、常に「異質なものへの理解と寛容」を心がけないといけません。
自分の「心」を押し付けてはダメ。
でも気持ちを知ってほしかったので・・・


帰り・・・
比叡山回峰をすませ、奥宮に下山してから東宮、白山宮、宇佐宮、西宮とお参りさせていただき朝の言葉を守り、14時頃に受付へ。

【若狭坊】 「ありがとうございました。無事に全山お参りさせていただけました」
【女 性】 「ようお参りでした」

お互い?に気持ち良く笑顔で挨拶を交わさせていただきました。


ちなみに仕事場では、市民の代表という名のもと、どの見識・どの教養で言われる自信なのだろう?というような一方的発言を受けることがよくあります。人を見下したように・・・。議論もさせてもらえずに嫌な気分にさせられます。そのようなヒトにはならないように心がけようと日々思うのです・・・が難しいものです。

お互いを認めつつ融合を図るのが日本人ですよね。
だからこそ、東西の海から多くの新しく良い文化を受け入れてわが国は独自発展してきた。
日本らしい文化を創出してきた。

神仏習合だってそうだから・・・。

まだまだ修行が足りません。


PS 「登山」の方は日吉神社駐車場をご利用できませんのでご理解ください。

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テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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