伝統文化と食の聞き取り調査

明日から雪マークが続いています(゜-゜)


今日は「伝統文化と食」に関わる聞き取り調査を実施。

市内の南部にある中山間地の中名田地区へGO!!


簡素化は進んでいますが、市内でも多種多様な講が残っている地域です。

山の口やお日待ち・伊勢・愛宕・金毘羅などのお講が今でも行われています。
特徴的なのは同姓の氏神を祀る株講が多く残っていること。

地域のコミュニティとしてすばらしいですよね。

で、事前調査の中では、当日の料理はほとんどパック料理に変わっているということで・・・

昔の講の膳料理や大皿料理をしらべるために
今日は中名田の仕出し料理屋さん2件で聞き取りさせていただきました。

どちらもよく知る方々で、「おぉ~!」と気さくにお迎えしていただきました(笑)

若狭坊ばかり盛り上がってしゃべって、
同行した3名の女性学芸員は引き気味でひたすら( ..)φメモメモ


料理は、鯖のぬた、なます、煮しめ、和え物、煮豆、ごぼうなどのようです。
若狭坊の予想どおりでした(^O^)/

でも面白いこともいっぱいわかったのです。

1.中山間部でも、鯖は豊漁のときたくさんあって各戸で「へしこ」にしていたこと。
2.神饌として「こごめもち」や「すりもち」「ぼたもち」をすること
3.戦後まで「カクセツ」(各節?)という行事があったこと。
4.なますにスルメを入れることがあること。
5.松上げでは、山上に登って藁をもやしたこと。
6.六斎念仏では各戸を回る時、横笛を吹いて回ったこと。
7.ごはんは白飯。
8.南川下流の伝統料理として落ちアユの昆布巻きがあったこと。

この辺が若狭坊の心をくすぐったところ。
興味のない人にはわけわからないでしょうが(笑)

このへんの深い真意は、3月3日の伝統文化フォーラムで触れさせていただきます。

だから皆さん来てね!!

ちなみに昨日のブログで「盆踊りコン」を提案しましたが、
昔の盆踊りの話でも盛り上がりまくりました♫☆♪



今日の成果のお礼は、和多田区の地蔵堂で南無南無。

NCM_1020.jpg

今も御開帳は盛大に行われますが、中名田の地蔵さまと田村薬師さまの御開帳は
古くから盛大に行われており、市内各所からのお参りで溢れていたことが
文献などをひも解くとよくわかります。

どちらも火災で仏様は焼けてしまってますが、天上裏や軒裏に黒こげになった
仏様がいらっしゃいます。
残っていたらどちらも重文でしょう。
それほど歴史深いのが中名田地区です。

地蔵堂の横には・・・

NCM_1019.jpg

不時発見された中世墓の壺を埋葬しなおした場所が。

信仰により守られる。

伝統が息づく中名田。
若手有志により、伝統文化の良さを見直す取り組みも進んでいます。

元気な中名田の根底にある深い歴史と伝統に触れた一日でした。





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テーマ : 宗教・信仰
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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