信仰の今昔

今日は、多田のお薬師さんが京都へお出ましになるということで打ち合わせ☆

多田寺の木造薬師如来像、脇侍の日光・月光菩薩(十一面さまと菩薩さま)は小浜でも出張の多い人気の仏さまです。

五年前には奈良にもお出ましになっていらっしゃいます。
「神仏習合」展に!

多田寺・多田神社・若狭彦姫社・神宮寺は、日本の神仏習合受容形成の中でも注目されているんですよ。
仏像としては多田寺の三尊さまは、奈良時代にまでさかのぼる可能性も指摘されています。

日本人が日本人であるため、神仏習合を想ったとき、自然と出張も多くなるのですね☆
昔は秘仏であった神仏が、今ではご出張されるのが当たり前の時代・・・
いいのか悪いのかは人それぞれのお考えがあるでしょう。


さて、この多田寺のお薬師は日本三大薬師といわれるほど霊験あらたかで、とくに眼病平癒に霊験があるといわれています。いにしえ、縁日にはものすごい人が訪れたようです。
同じく、多田ヶ岳西麓の妙楽寺の二十四面千手さまの開帳縁日もすごかったようで、南川の河原に人があふれたといいます。
前記事で紹介した田村薬師さんの御開帳や縁日もすごかったといいます。

昔は秘仏であったからこそ、お会いできる時をめざして人々が詰めかけたのですよね。
だから、今の仏さまの出張も、昔の御開帳と同じと捉えれば全然問題ないのでしょう。
多くの方の祈りを受けられるのであれば。

いまはひっそりの各お寺・・・
若狭の驚くほど残存する密教本堂と彫刻は、一時期「国宝めぐり」というコンテンツで若狭の観光を支えていましたが、それもどんどん減少傾向です。

もう一度見つめなおしたいですね。若狭の神仏習合と密教文化☆
そして、多田ヶ岳とそれを鎮める神仏への祈りを大切にしたい・・・


ちなみに多田寺のお薬師さんの出張情報

 「若狭多田寺の名宝」展

 くわしくはホームページを⇒
龍谷大学龍谷ミュージアム

会場の龍谷大学龍谷ミュージアムはすばらしいお堂です。
ぜひ足をお運びください。
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テーマ : 宗教・信仰
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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