現代に求められる日本文化「講」は?

子どもたちと「お茶」「お花」という伝統文化を、短歌という伝統文化の世界で生きた山川登美子さんの生家で体感した週末。

改めて「日本文化の継承を!」と思ったのですが・・・

今、若狭おばまで衰退しはじめているのが「講行事」。
信仰的なものがほとんどで、いまもかなりの数が残っていますが、簡素化や社会変化によりなくなりつつあります。

日本人は信仰を観点に寄り合い、扶助し合いながらながら生活してきました。
安心安全をみんなで祈り、自然の幸を食し、世間話をし、いろいろ楽しむ。

この生活。大震災以降注目されています。個人主義でない相互扶助的日本人への回帰です。

若者にしたらめんどくさいだけのものなのでしょうが、「伝統文化を継承する」みたいな重いものでなくていい。地域でよりあい、地域で楽しみ、地域の未来を考える「新しい講」をつくっていければいい。

例えば、わたしたちが地域で行っている耕作放棄地解消運動「くぼたん米舞倶楽部」☆
こちらは、現代版の講なのでしょう。定期的にあつまって、作業して、飲食して楽しむ。
情報交換もすれば、未来も語り合う。
「米作講」ですね。
昔の米作は「講」とは別の「結」という組織ですが、こちらは単なる労働の相互扶助かな。


ちなみに、まちづくり巨匠APECさんの「講」の新提案はこちら!

その名も「オバマージャン」

NCM_0795.jpg

高齢者向けのコミュニケーションツールとして開発されました。

団塊の世代で仕事一辺倒だったひとたちも、地域コミュニケーションからかい離しているしね。
なにより、楽しく、解りやすくという中での寄り合いの場づくりです。

平成版の小浜の講として定着し、二〇〇年後には民俗文化財になっているかもしれない(笑)

かなりでかいパイなんですよ。

興味のある方、WACおばま事務局までね☆


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テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

こんにちは。

ふと、「コミュニティ」の和訳に「講」を使ってみては、という気がしました。あるいはその逆か。無論、欧米のコミュニティのあり方とはちょっと違うのかも知れませんが、そういう読替えをした方が今の人達にはわかりやすいのかな、と。

Re: No title

kanageohis1964さま

コメントありがとうございます☆
日本のコミュニティとしての和訳には最適かもしれませんね。

日本の中に息づいてきた「講」とう語や文化を若者に知ってほしいです。
意外と、若者の深層には息づいていますがね。日本人ですから(笑)
プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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