松上げも終わり・・・

松上げ・・・

若狭坊にとっては子供の頃から夏の終わりを告げるせつない行事です。

わたしは行事に入っていたので写真とれなかったのですが、京都の純さんが提供してくれました☆
ありがとう

伝統行事の松上げ

何度かブログで紹介していますが、火の神様の祭り。
松のジンを束ねた松明に火を灯し竹とワラで組んだカゴ(モウジ・モジ)に投げ入れます。

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火祭りですから愛宕神社信仰と大きく習合しています。

このためなのか?京都から若狭の谷筋に集中して残っており、「松上げの道」とも称されています。京都の花背や久多、広河原のもは京都府指定文化財になっていますから有名です。

若狭では南川沿いのおおい町名田庄地域の全域、小浜市中名田地域の上田・下田・和多田、小浜市口名田地域の相生(くぼたん)、滝谷で行われます。

いずれの地域も近くの山腹や山頂にお祀りする愛宕社にお参りしてから行事を実施するところがあります。若狭坊が住む相生(くぼたん)は、昔は山腹の金毘羅社にお参りしてから行ったようですが、現在はその社があった山麓の薬師堂でご祈祷してから実施します。

金毘羅社にも愛宕神が祀られていたよう。山の中になぜ金毘羅?と思われる方もあると思いますが、もともと川船や川漁が盛んだった地域。明治時代には大量の若狭瓦がこのあたりから河口の小浜へ運ばれていました。そして日本海から遠く小樽までもね。

だいたいの地域が八月二三日や二四日に行われていました。現在は週末開催ですが・・・。
八月は京都愛宕社の参り月ですし、二四日が縁日ですから、やっぱり愛宕信仰が多いのかな?

いやいや、
でも昔からくぼたんもそうですが、どこの地域に行っても五穀豊穣を願うといいます。
九月一日に行うところもあり、八朔の風除けや豊穣願いとも習合しているのでしょう。
くぼたんはモウジの上にカラスというわら細工をつけ、これが綺麗に燃えると豊穣であるといいます。
いわゆる「虫送り」も含んでいるのですね。

もうひとつは盆の送り火。

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地蔵盆の季節でもあり先祖の送り火も願っています。



いろいろな願いが結集して行われているのが松上げなのです。

学者さんは「そもそもはこのような行事」で「こうすべき!」とよく言いますが、いいんです。守り伝えられれば。

その過程で、このような行事になってきたのだから。
(文化財を生業としている若狭坊はこのあたりでよく批判をうけます)


松上げ神事のスタートは若者の花火。

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無事にあがって

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また花火。

逶ク逕滓收荳翫¢繧兔DSCF1387



アジアの祭礼には花火は不可欠(^^ゞ


まあ、いろいろな世代が祭りを楽しんでいるのです。
いいことです。


今年は竹灯篭ほとんど作れなかった…


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来年はがんばろう。


純さん☆素敵な写真をありがとう!

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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