小浜の人口減!どう食い止める??

今日は小浜を想い辛口若狭坊で行きます!!!

我が国全体のことですが、小浜も人口減の時代。
わたしが仕事についたころは市内人口3万4千人ほど。
今は3万1千人強。20年ほどで3千人減、人口割合で約10パーセント減です。

ひどいですね。
これからこの人口減はもっと多くなるのですから。

これを食い止めるのは無理としても、どう緩やかにするか?というのがこれからの行政経営で最も大切なところなのです。

わたしの住む「くぼたん」は、小浜の150の行政区の中でも、比較すると山里の小さな農山村。たぶん人口規模は150行政区の中の下くらいかな?と思っていたら50番目くらい。中の上なのです。ここから、世帯分離して核家族化した新興住宅地の行政区を分離するとベスト20に入ってくるような大?集落になっています。大集落を目指している気は住んでる人にはまったくないでしょう。他の集落が死に始めているのです。

「くぼたん」の地域コミュニティーの結束はたぶん小浜の中でもベスト5に入ると自負しています。これは三世代が交流する場が多いこと、これらを繋ぐ民俗行事がしっかり残っていること。それだけではなく、おそらく100年もたてば民俗行事になるような、世代間交流の行事を次々に興していることだと思っています。このため驚くほどの20代から30代の世代が村に残り活気をもたらしています。イコール子供も多いことになります。みんな「くぼたん」が好きです。現代社会の中で不便であっても。

歴史を大切にし、世代間で話ができる。ここから新しい取り組みも生まれてくる。これが地域に愛着を持つ根源。地域に誇りを持ち、住む場所が好きになることが人口流出を防ぐ大きな手立てです。

だから、小浜全体を見れば、地域に誇りをもてる社会を作り育てること。
これが一つの根本的ウェートであり、全国的にも特出した歴史文化を全面に出すことは大切なことだと思っています。

今こそ、「歴史文化を活かす」という小浜らしさの投資が必要なのです。
単一的な予算行政チェックばかりしていると金太郎飴みたいな町になって、人口減はますます進みます。

現在、最も人口減が激しいのは「まち」と呼ばれた小浜地区。
中世末から近世初頭には、今の神戸や横浜のような大都市だったのに…。
今や24区中、くぼたんより人口が多いのは2地区程度です。

小浜(若狭)の歴史は、湊に裏打ちされた商活動、それと密接に関係しあった行政組織があったからこそ発展し、その恩恵は「まち」が最も受けていました。だから、2000年も続いた湊の機能が死んでしまった今、「まち」は大きな過渡期に差しかかっています。

このことに「まち」の人はごく一部しか気づいていません。商活動と行政が歴史上ずーっと密接に関係してきたから、今でも行政依存が最も大きい地域です。村人が当たり前のように自分たちでやっていることを行政に頼り、自分の住む町の未来を考えることができない。湊が死んだので商業経営自体も新鮮なことが考えられない。湊町として栄えた歴史による悪のみが残ってしまっています。地域の誇りではなく、地域のおかしなプライドのみが残ったともいえるでしょう。すべての人がそうではありませんが。

「まち」で地域づくりにがんばる人は当然います。でも井の中の蛙だから「むら」のまちづくりを蔑視する方も稀にいます。がんばっている人を動こうともせず批判だけする人もいます。すべてがそういう人ではないですよ。でもそのようなことを耳にする度に悲しい思いになります。市内各地域でまち・むらづくりにがんばる人との交流がある若狭坊の個人視点です。これで「まち」の人が気分を悪くしたら申し訳ない。でも少しでも色々なところに目を向け行動に移してほしい。一人ではなく仲間が手を繋いで。それだけの気持ちです。

「むら」の人は言います。そんな「まち」ばかりに行政投資は必要ない。元気な「むら」に投資をと。

でも、よく考えてください。ある時期は今の横浜や神戸のように栄えていた「まち」。それを示す全国でも稀な文化遺産を数多く残しています。そして今でも鉄道の駅や大きな宿泊施設は「まち」にあります。小浜の顔なのです。

行政との共存が進んでいたからこそ、いい意味でも悪い意味でも利便性のみを追求した基盤整備が進んでいます。もう「まち」に道路や駐車場はいりません。既存の宝と基盤を活かし、大きな行政投資なく、小浜らしい歴史文化を活かしたまちづくりが出来る地域なのです。小浜の顔として。

このまま放っておいたら「まち」は死ぬでしょう。全国でも特異な歴史文化を持つ小浜らしさを出し、必要最小限の投資で済まし地域活性化を図る。そういうまちづくりは「まち」でしか出来ないのです。

「まち」の人!動きましょう。何から動いていいか判らない人は意識持ちましょう。人が集まらなければ元気な「むら」から人材を積極的に引っ張りましょう。地域外の人だという疎外は絶対してはいけません。意見もしっかり聞きましょう。「むら」の人!大きな視野で小浜を考えましょう。驚くべき空家数、その中心にあるつばき回廊跡地。憐みの目で助けてあげるという観点でもいいです。小浜は一つ・小浜の未来のためですから。

そして批判ばかりする皆さま。大きく将来を考えてみましょう。原発依存をなくすという考えを持つならなおさらね。行政経営チェックも大きな仕事だけど、町の将来に対する小浜らしさの創出に関する提案が全然ないよ。そんなんじゃ全然議論が進まないのでは??

財政難の小浜では、地域から突出した社会保障制度で住民をケアして住みやすさを創出することは厳しいです。観光を考え交流人口を増やす。雇用拡大を図るために企業誘致をする。人口減には効果的なもので、当然全国の自治体が取り組んでいます。でも、そのブランド力を作り出すものは小浜の場合、元気な歴史文化都市であり、かつ住む人が地域に誇りを持つことで人口流出も防ぐのではないでしょうか?
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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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