小浜の神仏習合(飯盛山編)

小浜の神仏習合で欠かせないのが多田ヶ岳。

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若狭坊のブログでも再三登場する若狭最古の(実は日本を代表する)聖地だ。
もう一つは久須夜ヶ岳。一度ブログでも紹介したかな?

今日はホームグラウンドでもある飯盛山を紹介!

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日本の神聖な山に多いのは「弥山(みせん・みやま)」「御岳(みたけ・みやま
・おんたけ)」「神奈備(かんなび)」など。
その一つに「飯盛(いいもり・めしもり)」もある。

いちばん俗的な名前ですね(^^ゞ 
茶碗にご飯を持ったような秀麗な山の形っていうこと。

小浜の飯盛山は、若狭湾の漁師の山あて(海と陸の位置を推定する目印)としても
重要な山で、かつ神聖な山として山麓には聖地が数多くある。とくに山伏の活動を
顕著にしめす遺産が多い。

多田や久須夜が、日本の初期神仏習合を示す聖地として重要なのに対し、この飯盛
山には平安末からの若狭の修験の受け入れを顕著に示す遺産が多いのだ。

山入りする起点は北の加斗地区(飯盛寺)、南の中名田地区(田村薬師と奥院)、
そして若狭坊が住む口名田地区のくぼたん(勝願寺)の三か所。

三か所の特徴は、山入り前の地区に重要な社寺を置き、社寺の近くには必ず修行の
滝がありかつその近くには山伏屋敷などの地名伝承がある。

何より大切なのは、いまもその地域には山伏がいること。

加斗はいまでも行者堂をまつり、小浜講・若峯講の主要な人がいる。

くぼたんは私も含め若峯講の山伏だらけ。

中名田も上田にたくさんいらっしゃる(高齢化しているようだが)。

今日は、昨日の里の行(ブログで愚痴りましたが…)を忘れるために、
飯盛山を眺めながら一時間歩いた。山のパワーをいただいた。

そうそう。
飯盛山山麓(中名田)の岩井谷奥院紹介!
近くに山伏屋敷の伝承や滝があります。古来から深い信仰があった
田村薬師の奥院と伝わっています。

磐座に入り込むすばらしい祠。
十一面さんからお不動さん、そして蔵王権現さんまで内陣に祀る。
小浜で最も修験らしいとことです。

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プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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