日本遺産「神事能」と「お水送り」

まだ・・・疲れがとれない若狭坊です。

今日は疲れがとれない中で、永平寺町まで出張。

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永平寺と勝山平泉寺を中心とした文化遺産群を日本遺産にということで、
若狭坊が偉そうに少しだけ講師みたいなことをさせていただきました。

非常に魅力的なストーリーだと思います。

話の方は・・・
疲れた・・・(笑)

久々に50点以下のしゃべりでした



さて・・・

若狭猿楽の系譜をひく倉座の能が国選択無形民俗文化財となりました。

観世流の影響を受けながらも、古相を代々受け継いできた特色が評価されたようです。

これを記念して小浜旭座で上演されるとのこと。
若狭坊は10年以上前に風祈能を見せていただいて以後、機会を得ていない。
もちろん日本遺産構成文化財。
これは必見ですね。

3月18日(土) 13:30~ 申し込み不要・観覧無料。
これは混雑間違いなしだな。

今日は勝山市の山田先生に貴重な著書を御恵贈いただきました。

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これまで須田先生の若狭猿楽の研究がバイブルでしたが
それ以上にわかりやすく体系的にまとめてあります。

なぜ小浜の神社には舞堂がたくさん伝世されているのか?
興味のある方はぜひお読みください。

王の舞も含めてですが
若狭の文化は京の都につながっています。


さて、3月2日は「お水送り」

福井県立若狭歴史博物館ではお水送り前の恒例のミニ展が開催されます。

「お水送りと若狭の神宮寺」
2月4日~3月20日まで。


お水送りの伝承と、日本遺産となっている最古の鯖街道の文化的景観が紹介されます。

歴史的必然の上に結ばれてきた奈良と若狭。

ロマンに思いをはせる1ヶ月がスタートします。

若狭はいつの時代も奈良や京都の都にとって大切な場所でした。

東京にとっても大切な場所になるでしょうか?
これからですね。


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広島の旅♪


疲れがとれない月曜日の朝です。
そろそろ酒もセーブして体をケアせんとあきません。

週末は職場の親睦旅行で広島にいってきました。
何年ぶりだろう??
イメージは遠いけどいいところ。

朝6:30出発で6時間のバス呑みを経て到着したのは・・・

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宮島

まずはあなご飯で腹ごしらえしてからご本殿で南無南無

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宮島は、今回の行程中唯一のフリー時間。
修験者は急いで一人で弥山山頂を目指す。

おかげさまで自然の神々からパワーをいただきました。
頂上は磐座が点在する瀬戸内大パノラマ。

御山神社近くでは役行者様にも南無南無することができました。

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山を走って駆け下り、なんとか集合時間に間に合い。
地ビールで喉を潤す(笑)

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夜はトリップアドバイザーの口コミでも好評価の港のお店へ。
隠れ家のようなお店でした。

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自在鉤も素敵。
カープです。
助太郎にも早めに自在鉤をつけなければ。

お刺身含め、料理もおいしかったな。
七輪焼きなんかも楽しかった。
お店の方は外国人カップルのお二人にも丁寧な対応されてました。

こんなお店・・・小浜にもあるといいな。

二次会はマジックバーで目の覚めるマジックをみて。
数人で三次会にいって午前様。

でも翌朝はしっかりウォーキング。

せっかく広島なのでマツダスタジアムまで。

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一度野球を観戦してみたいスタジアムです。
と思いつつ歩いていると・・・・

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なんじゃ・・・
広島はローソンも赤いやん!
オフィシャルショップとコラボしたローソンなのでした。

2日目の行程の最初は広島城。

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下から見る古式の復興天守も素敵ですが・・・
若狭坊は二の丸の史跡整備の建物復元の方が楽しかったです。

その後、呉まで走って大和ミュージアム。

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そして呉の自衛隊のくじら館。

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結構見ごたえアリで興奮しました。
もう一度ゆっくり訪れてみたい日本遺産「呉鎮守府」でした。

そして最後は広島お好み焼きでシメまして。
再びのバス呑みを経て(いや半分以上寝てましたが)疲れ満載の月曜なのでした。

でも、広島は全体にもっとゆっくり訪れたい町ですね。

お相撲さんがやってくる☆


今日は、鯖街道を車で走ってきました。

サバス の広報です(笑)

さばす

結構反響あるバスなのです。
鯖街道を走る「鯖バス」略して「サバス」ですから。

運行ダイヤは西日本JRバスのホームページからご覧いただけます。

ダイヤはこちら → 西日本ジェイアールバスWEB 

熊川はまだまだ雪深い・・・
上の町では車のすれ違いも厳しかったです。

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さて、車を走らせると至る所にポスターが・・・

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おっと「勢関」来はるんや☆
熊川を中心に伊勢ノ海部屋との交流によるイベントになるようですね。

勢関は大阪のご出身なのですが、おばあちゃんが熊川ということで
子どもの頃からよくお越しいただいていたということです。

演歌がお好きなようでよく歌われるとのこと。
パレア若狭で歌謡ショーもあるみたいやから楽しみ。

そうそう、元AKBの岩佐美咲さんとも交流あるようなので
「鯖街道」歌って欲しいですね。

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で、勢関のご出身大阪といえば・・・

たこ焼き

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ちょっとブログの繋ぎが強引ですが(笑)
小浜駅からのはまかぜ通りに新しくオープンされたということで
今晩寄ってみよう♪

明日からは職場の親睦旅行で広島にいってきます。



雪国のしごと


いよいよ雪かきによる疲れがピークに差し掛かってきた若狭坊です。

写真は日曜日の朝勤行写真♪

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2日前なのに、雪のない山川の姿が懐かしい☆

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昨日は夜の上根来PJのブレインストーミングを投げ出し・・・
くぼたん自警団の副団長は地域の雪かきでした。

市道がせまく行き違いが難しいので待避所を数箇所と消火栓周りを雪かき。
もちろん終了後は少し飲み物をいただきました(笑)

若狭坊のポリシーは、末端のまちづくりができないものに
スケールが大きくなったまちづくりは語れない!です。

先に予定しておきながら本当に申し訳なかったのですが
優秀な同僚がいるので任せて安心です。

副団長の代わりはいないので・・・

さて・・・

雪が降る1月になると各地で文化財防火デーにあわせた取り組みがあります。
2日から3日かけて市内の文化財管理者を消防さんと関電さんが査察。
その週末に文化財防火訓練が実施されます。

小浜の防火訓練は、28日(土)の午前中に、小浜市野代の妙楽寺で実施されます。

みょうらく

こういう機会に若狭最古の重文本堂とご本尊の千手さまに南無南無してみませんか?
消防車もたくさん来るので、お子様連れの方にもお楽しみいただけます。

ちなみに若狭坊は、今週末は広島の旅。
厳島神社で南無南無の予定です。


同じく週末日曜日のくぼたんの初総会に出て、あんぱんとメロンパンがもらえないのも残念です。
コビルの食も、すでに数十年が経過して、伝統食となっています。


朝のおまいり♪


おはようございます。

ただいま3ヶ月に1回やってくる宿直明けです。
台風並みの強風対応で疲れました^_^;

朝ウォークもなし。
朝夕の勤行は目を閉じて南無南無です。

若狭坊は毎朝、蔵王堂、大峯山寺、桜本坊、蓮華会の御札の前で南無南無しています。
本家の仏壇は曹洞宗ですので釈迦牟尼仏をご本尊としているのですが、
離れの若狭坊の家の床は修験色です。

蔵王権現様や神変大菩薩様の木像をご本尊としたいところですが、なかなかそこまでお祀りすることができない。
ということで、ご本尊は大峯山曼荼羅です。

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江戸時代後半の版本を複写したもの(笑)
しかも仮軸に貼り付けただけ。

山中の岩盤上で右足を蹴り上げて立つ蔵王権現様を中心に大峯八大童子を配置。
左右上方の虚空の雲上は左に川上の地蔵菩薩様、右に弥山の弁財天様。
下方渓流沿いにはお不動さまを挟んで左に理源大師、右に役行者さまと前鬼・後鬼。

ということで、山伏ネタでした。

これから土曜日はちょっと野球の練習に顔出しして午後はショッピングかな?
明日の日曜日は、くぼたん青壮年会の新年総会&新年会です。

人口減少の克服


昨日の日本遺産大学。
いつも良い講座を聞くと、もっと若い人に聞いて欲しいなと思う。

地域の魅力やブランドに触れてもらうと、まちづくりのヒントが一杯。
だから次世代を担う人に聞いて欲しい。
子どもたちにもわかり易くフィードバックもしないといけない。
人口減少の時代でとても大切なことだ。

前々の記事で「天川に行きたい」って書いた。
(毎年行っているが・・・)

奈良県天川村の人口減少。
1985年に2700人だったのが、2016年で1300人。
その内、洞川地区は2005年に791人。2010年に710人。2015年に619人。
5年間隔で100人弱の人口減って・・・・
若狭坊の山修行後の憩いの場はどうなっていくんだ・・・
若狭坊が大先達になる頃には町がなくなっていたらどうしよう。

ちなみに若狭坊が住む小浜市口名田地区の人口は約1800人。
実は天川村と同じような人口減が推測される。
真剣に考えないといけない時期。
昨年、地区に新しい協議会が設立されるということで「メンバーに」とお声がけいただいた。
ありがたかった。
で、「真剣にやらんとあかん!」って強く言ったら事務局の某長さんから「それなら結構!」って・・・
どやねん!!!

てな愚痴は置いておいて(笑)

この人口減の時代。
「産めよ増やせよ」ができなければ、結局UIJターンといいながら地域間競争による生産人口の取り合いをするだけであって。
日本全国で取り合ったり、狭域では市内で取り合うわけだから、実は何の解決にもならない。
減っていく中でも、元気の素として最低限生産性のある地域にしなければいけない。

それが口名田地区の場合、
農業なのか?
瓦などの伝統産業なのか?
元に返って林業や河川漁業なのか?
それらをMIXした新産業なのか??

意識のある人たちと考えて、行動に移していきたいな。
居住に便利なまち・むらじゃなく、住み甲斐のあるまち・むらとして。


ところで歴史人口学でいうと、日本の人口減は4回あったらしい。

1) 縄文時代後期
 小氷河期による気候の寒冷化であり、狩猟採集時代としては危機的だったんだろうな。
 これは、稲作の輸入という新しい食料革命で人口増に転じていく。

2) 平安時代末期から鎌倉時代
 全世界的に中世温暖期であり、小浜のラグーン湊が発展した時期。
 いまの温暖化に近いんだろうけど、洪水・旱魃を繰り返すゲリラ気候は、
 水田耕作には大打撃だったのでしょう。
 これは武士の台頭による生産性向上のための
 新田開発や治水革新によってクリアしていく。

3) 江戸時代中期
 知る人ぞ知る小氷河期で、不作が続いた時期。
 これは明治の産業革命により、米中心の社会からの脱却を図りクリアした。

4)そして現在
 言わずと知れた温暖化時代。次の人口増へ転じる革新は何なのか?

寒冷化減少→温暖化減少→寒冷化減少→温暖化減少(現在)

気候の急激な変動による食料不足と感染症が原因なのですが、
現在の気候変動中による食料問題や感染症の感覚はあまりないですね。

でも、よく考えると「食の安全」は危機的状況であり、それに伴う新たな疾病も増加している。
実は生命的にそれを感じ取って出生率を下げているのかもしれない。
食が減退すると人口を下げないと個体維持ができない。

人口減少の根本を考えたとき、新しい核心のヒントが出てくるような気がする。


短期的な解決策を歴史的視点でいうと・・・

日本人は温暖期には山の恵みに恩恵をうけて生活する。
イノシシやシカをたべて、山菜をたべて、温暖に見合った食料を生産する。
近くの安全安心の食に人の生きがいが出てくる。
ベストセラーとなった『里山資本主義』の世界である。

だから若狭坊は、山に感謝する山伏になったのか?
荒れた田んぼは、たぶん果物栽培がもっとも適している。

歴史にはヒントがいっぱい隠されている

久しぶりの写真無し長文ブログでした。


人の講座は勉強になります☆


今日は第3回日本遺産大学@旭座

若狭町から永江さんをお招きしての講演会です。

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若狭坊の10歳年上で、なんていうか・・・この博識にはいつまでたっても追いつくことができない。
哲学的な思想とやさしい語り口。
勉強になるところが一杯ある。

なんていうか。
母性本能もくすぐるみたいだ(笑)

ちなみに若狭坊と同じで仏に帰依されている。
趣味は骨董収集だ。

てな話は置いておいて、
膳臣の話から熊川の話まで・・・
改めて勉強になるところが一杯あった。

すべて要約してお伝えしたいが、ここは受講者の特権ということで秘密にしておきましょう。

1回目が丁野先生、2回目が若狭坊、3回目が永江さん。
ということで、今回3回目受講者には特典として特製クリアファイルプレゼントです。

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2月に4回目、3月に5回目を予定しています。
まだまだ、クリアファイルチャンスがありますよ


さて、昼間は、お水送り前行で鵜の瀬で南無南無して
上根来にロケ前の積雪状況チェックとプチ写真撮影。

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アマチュアカメラマンが一杯上がってくるらしい。
地元の方々は、雪室の作成に没頭されていた。
ちなみに本格的な作業は明日らしいが、ほとんど今日中に雪は積まれるのではないだろうか。
無住の雰囲気をぜんぜん見せていない。

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今年の春から、まだまだ上根来は元気になっていきますよ~。

限界集落ではなく・・・
全開集落へ!!!!

来週に仲間内でブレインストーミング予定です☆



ちなみに…

講座のあとは恒例の情報交換会(笑)

実はこっちの方が勉強になるし、次の仕事の参考になったりするのでした。

せつこ姉さん
いつもおおきん☆


天川に行きたい☆


早く雪よ融けよ!!と願っている若狭坊です。

今日は、滋賀県高島市、福井県小浜市・若狭町の面々で鯖街道を活かしたまちづくりや観光振興について語り合いました。
最初に偉そうに話題提供という形で少しだけ話をさせていただきました。

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今まで以上に連携が必要な時代になってきていますね♪


さて、若狭坊は仕事柄、さまざまな旅行雑誌やパンフレットを見ます。

若狭坊の好きな小冊子の一つにJR西日本が編集発行している
「Blue Signal」というものがあるのです。

昨年の1月は小浜が特集で取り上げられました。
バックナンバー ⇒ 「特集 福井県小浜市 御食国若狭」

そして、本日若狭坊の目に入ってきた今年の1月号は・・・
「奈良県天川村 大峯山麓修験道の聖地」 でございます。

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ご縁がありますね~。

天川村って素敵な名前ですよね☆
一説には、人が容易に近づかない高天原に由来するといいます。
秘境であり聖地なんです。

人口は1300人。
年間観光入込数は約60万人。
若狭坊も毎年行っているのでその一人です。

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七夕に山修行して翌日に天川に下りてくるのですよ。
すごい修行でしょ。

若狭坊はいつも天川の洞川温泉に行の最終日に宿泊するのですが・・・
イメージは、標高800mの水の郷(多田ヶ岳より高い(笑))。
いつも、素晴らしい透明感があり、ある場所ではエメラルドグリーンの水がお迎えしてくれています。
この山上川は、天ノ川となり熊野川となり常世へとつながっています。

若狭坊にとっては、行から里への転換の地として重要な場所なのです。

記事を見ながら・・・
この天川でいつも心残りのことがありまして・・・

天河大弁財天社にお参りできていないのです・・・・(泣)

日本三大弁財天として厳島・竹生島とともに数えられ
(最近は天川じゃなくて江ノ島を数えることも多いですが)
芸事にご利益があるとして芸能人やアーティストの参詣も多い。

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この五鈴を回して鳴らし、南無南無してみたい。

毎年近くまで行っているのにね。
今日は竹生島を遥拝して高島市今津でお仕事。
今月末には、厳島に南無南無お参りに行くので、本当にご縁を感じます。

天河大弁財天社は大峯本宮と称し、開創は役行者が大峯を開いたときに遡るといいます。
奥院は大峯奥駈道にある弥山山頂にあります。
古くから聖護院や醍醐寺三宝院も大切な行場としてきたところ。
いつかお参りせんとあきませんわな☆

また、弘法大師空海が高野山を開く前の大峯修行をした際の拠点とも言われています。
最近は吉野金峯山から天川を通って高野山に至る弘法の道も復興されています。

おっ!やっぱりご縁。
明日は巳の日ですから弁天さんのご縁日。
お呼びいただいているようです。

今年は洞川バス出発で、川合から少しだけ天川村の方に入っていただいて寄ってもらおうかな?
少なくとも永三坊さんは興味あるだろうし(笑)
若狭坊は芸事成就祈願はないけど、大峯の礼拝所として。

ともかくも

おんそらそばていえいそわか。

明日は小浜の弁財天さん勤行しに行こう!♪

OBAMA&movie


冬将軍到来!!



のなかを熱いイベント(笑)



ありがとうオバマ大統領!
勝手に応援して累計しておそらく数百億円の広報効果をいただきました。



感謝を込めたイベントには市民約200名が集結。
若狭坊はステージ進行の裏方でした。



いつか来市されることを願ってビデオレターも撮影しました。

寒波襲来の土曜も熱いOBAMA CITYなのでした。

翌日曜日は、仲間で企画運営している旭座シネマ。


なかなかお手伝いできないのですが、今日は準備&木戸口もぎり。



ただいま音だけを楽しんでいます^_^;

天候が…お客様少ないのが残念です。



裕次郎の「錆びたナイフ」&連太郎の「ビルマの竪琴」

ターゲットがDVDやデジタル放映世代でない映画世代なので足元が悪いと入り込みに直結します。

でも、モノクロ映画。
いい味だしてます。

久々の週末旭座2daysです(^o^)/~~

そうそう!

先週「旧旭座解体移築修理記」が掲げられました。



文化財らしくなりました。

全国でも、これほど生きた芝居小屋はないんじゃないかな?

山岳信仰と冬山


正月・・・山から歳神様を迎え、
すでに市内では山の口講も終わったところが多くなってきた。
12月初旬に閉じた山に入ることができるようになる。

今日の新聞。
年末年始6日間の山岳遭難事故は49件、死亡者6名だったらしい。
昨年の遭難は22件で、2003年からの統計で最悪だそう。

いろんな意味で気軽に山に入れるようになったことは良いことだと思う。
でも、改めて山の怖さというものを知ってほしい。
山は長い歴史の中で、神から人にパワーを与える地となり、
かつ神が住む恐ろしい場所であることも変わりない。

このこと・・・毎年書いている。
アルプスだけの話では決して無い。

日本の山岳信仰については、いわゆる修験道から語られることが多い。
若狭坊もその端くれではある。

現在の修験道は縄文時代からの固有原始的スピリチュアルな信仰に、
中国・朝鮮半島から入った原始的山岳信仰
仏教、道教、陰陽五行説、シャーマニズムなどなどが習合して成立したもの。

石や木や水などに宿る八百万の神に触れ、その集合体である山を畏怖し
月や太陽を方位に祈り
自然神から仏に化身した権現さまを信仰する。


固有のものを残しながら新化し、平安時代に一つの信仰として成立した。
江戸時代には仏教宗派として位置づけられ、
明治時代の神仏分離で根幹を揺るがされながらも現在に至っている。

いずれにしても、日本人の古層・基層にあるものを最も残しているのではということで、
比較宗教や比較文化、文化人類、民俗などの各専門分野で注目されている。
そして日本人の古層というだけでなく、人類の古層という観点で海外からも注目されているのである。

中央集権化において異質なものを排除していくのが人間の根幹。
さまざまな自然信仰を排除し、一神教に進んでいったのがヨーロッパである。
そして、科学の進歩において自然を制圧していこうというのも人間の根幹。

しかし、日本人は自然の神が住むという山を愛しつづけ、
さまざまな異質の先進思想や文化を巧みに融合させてきた。

今もその根幹に「山」があり、自分を見つめ直したとき、山に力を求める。
江戸時代には、宗教登山は日本の旅行の人気商品となった。

近代国家となり、忘れられてきたようで忘れられていない。
団塊の世代の登山ブームの根幹ともいえる。

仕事に疲れた若狭坊を癒してくれた修験道の根幹ともいえる。


一方、ヨーロッパから流入した近代登山というものがある。
ヨーロッパでは深山や深森は、そもそも魔が渦巻く異境であり、
そもそも山に神が住み不入の地であった日本と何ら変わらないものであった。

日本人はそこに入り、自然と一体となり験を得るという協調をとったのと反し、
ヨーロッパの人々は、設備の充実を進め、闘い、征服するという道に喜びを持つようになった。
極限状態に立ち向かうことに喜びを感じるようになった。

今の日本は、宗教登山と近代登山が融合している。
戦後、山の制覇を目指した大学の山岳部は隆盛した。
日本の百名山もその典型で、百を制覇する達成感をゴールにおいている。
でもどうだろう?
たぶん日本人なら、それだけでない理由や爽快感に動かされている。

山は制覇する場でないことが深層に根付いている。

制覇せず、山とともに生きる宗教登山や
生活に根ざした生業の山民文化では、
冬に山に入ってはいけない期間を設けている。

大峯は9月から5月まで入山できない。
市内の山の口では、12月から1月は入山できない。

この意味を今一度考えて欲しい。
日本人なら。

神仏が暴れる冬山は制覇する場所でない。
遠くから遥拝し、神仏を崇める場である。

冬山に入ることができるのは、認められたほんの一握りの人である。




第3期「若杯者」販売開始


成人を迎え一番の楽しみって何だったかな?
たぶん酒だったかな?
30年弱経つと、そりゃ記憶ないわな(笑)

さて、立ち上げ時には一生懸命話あっていた「若杯者」も早3年。
何もしない実行委員ですが、多くの若者を巻き込んで徐々に軌道に乗っていく姿をみているだけでも嬉しくなります。

「若杯者」は、成人を迎える19歳が
田植えから稲刈り、酒造りまでをこなし、20歳を迎えて乾杯するというストーリー。

毎年無骨ながら、たぶん昔ながらの本来の純米酒はこんな味なんだろうな!という酒が生まれてきます。

第1期は本当にコメのクセのある酒でしたが、
第2期は若干洗練された切れのある味でした。
今年はその中間らしいです。

1月9日から販売しております。

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ぜひ一度お試しくださいませ。


PS 日本酒からの手紙
ニッポン人には日本が足りない、と言われています。
「和服をさりげなく着こなしてみたい」
「ほどよく美しい言葉で語りかけたい」
この国で育まれてきたよき日本文化の数々。私たちがほんの少し心がけるだけで、
まだそれが取りもどせそうです。

日本酒を粋に飲んでみたいと思いませんか。
日本酒は、長い歴史の中でしなやかな感性とすぐれた技術で磨きあげられてきました。
甘くて辛い「妙味の酒」。特定の料理を選ぶことなく、心身を癒し、ご縁をつなぎ、
和(なごみ)に酔うお酒です。

あらたまった礼講からにぎやかな無礼講に移るとき、私たちは乾杯します。
「みなさまのご発展とご健勝を祈念して・・・」
何に向かって祈るのでしょうか。カミ様?ホトケ様?ご先祖様?
ニッポン人の心の奥底に宿るものとふれあうとき、新たな力がうまれるはずです。

これからの人生をますます豊かなものにするために・・・。
日本酒で乾杯!

「初」出式から練習「始」


まだまだ正月気分が抜けない若狭坊です。

1月は地域まみれ月間。
日曜日は自警団初出式でした。

揃いの法被に袖を通して区内点検。
その後区内二ヵ所で放水訓練でした。



その後は、区民センターで酒飲み訓練(笑)
よーけよばれて、そのまま王将に繰り出しました。
早めに帰ったけど、そのまま就寝。
携帯には他の新年会のお誘い着信やメールが3件ばかり。
体を考えれば早く寝れてよかったかな?

翌日は口名田PHENIX練習始め。
軽いアップの後で神社まで約2㎞のランニング。

ついていって疲れました。
体育館に帰り本年の目標をかいて発表。


小坊主は「集中」
若狭坊は「乾杯」

集中して練習し試合に挑みレベルアップに期待です。
その先には勝利の美酒と乾杯です。



最後は、お母さん方にお世話になった豚汁で温まりました。

さて、午後は目標に向かって自主練習したいところなのですが…

頭をかきむしりながら冬休みの宿題の最終です。

しかし、昔は冬にこれだけ宿題なかったなー。
ちょっとかわいそう…

若狭坊の節句


今日は人日の節句(1月7日)。
五節句〔上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)〕の一つ。

今や七草粥をたべる日ですね。
もともとは正月の若菜摘むという風習だともいわれ「枕草子」にあります。
門松の松も、実は松を摘むの一つだという説もあります。

また、七草は七種といって七種雑穀の餅がゆを食べていたことが「延喜式」にあります。
文化として根付いたのは節句行事となった江戸時代からです。

まあ、色々なものが習合して現在に至っているのが、いわゆる「伝統」です。
なにが起源とか、なにが本来とか、知ることは大切ですが、意味を押し付けることはいけません。

現代社会では、御節料理で疲れた胃を癒す行事ですから。
でもこれに意味があるのならそれでいいでしょ。

逆にいろんなことが想定される物語をわかり易くいうことがロマンだと思いませんか?

これが歴史にたずさわるものの使命だと思っています。
もちろん、起源や根本を突き詰めるスキルの上に成り立つものですが。

ということで、
いや・・・関係ないのですが、節句も人それぞれあってもいいかな?と。
若狭坊にとっても今日1月7日は大切な節句です。
毎年思うのですが、大峯蓮華入峯まで半年という大切な節目なのです。

ちょっと長めに勤行し、地域の社寺に参詣するよう心がけています。

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今朝は、元旦と同じコースで地域社寺に参詣して大峯へ向けての長い前行のスタートです。

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若狭坊の節句
  人日(1月7日) 大峯半年前の前行スタート
※ 酒は鳥浜酒造とコラボし、今年3年目となる「若杯者」の新酒をいただきましょう。
  上巳(3月3日) 宵行として神宮寺修二会およびお水送り
※ 酒は本来白酒ですが、地元若狭富士酒造の「鵜の瀬」をいただきましょう。もうないかもですが・・・
  端午(5月5日) 若狭三山修行登拝(なかなか行けませんが・・・)
※ 酒は・・・何でもいいでしょう。たまには「麦酒」もいいでしょう(笑)
  七夕(7月7日) 吉野蓮華会・大峯蓮華奉献入峯
※ 毎年、八咫烏で有名な北岡本店の「行者政宗」をいただきます
  重陽(9月9日) 窪谷勝願寺馬頭観世音御祈祷法要&菊酒
※ 本来は菊酒なのですが、毎年大量の「わかさ」をいただきます

若狭坊の節句はお参りとともに酒があり(笑)

みなさんも伝統的な五節句にこだわらず、
年に5回くらい自分の節句を設定しませんか?
1年の目標や生きがいも出てくるし
自分の生き様みたいなものも見えてきます。


新春旭座落語会


お正月といえば・・・「初」がつく縁起物が一杯です。

初日の出や初詣、初売りや書初めに出初め式。
今日の若狭坊は仕事始め(初め)でした。

仕事はいきなりMAXで笑いがありませんが・・・
「初笑い」も伝統ですね。
お正月のテレビ番組表を見れば明らかです。

「口あけて腹の底まで初笑い」 高浜虚子

と詠むくらいですから。

大晦日から元旦を迎えるとき
一年の穢れをとるため、大掃除して除夜の鐘で祓います。

真っ白になったところに神迎えをし、
プラス縁起のよいものを迎え入れます。

「初」は、白衣に刀(はさみ)を入れるろいうこと。
「初」(そめ)と読むように、白衣を染めていくということ。
色も形も新たに生まれ変わるわけです。

いきなりブラックに染めてはいけません(笑)
「笑わんと」と思いながら仕事をしていましたが中々です・・・
みなさんは身も心も生活空間も、年初めくらいはぜひ清く。

ということで、小浜にいたら(いらっしゃったら)ぜひ初笑は旭座の落語で。


林家笑丸 楽しい落語会

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『落語』はもちろん、『紙きり』や『ウクレレ』などもあり。

【日  時】 1月20日(金)   13:30 開演
【料  金】 1,000円 
【出  演】 林家笑丸


第五回 旭座ちりとて寄席

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小浜が生んだ落語ユニット「染寿丸」の登場です!!!
上方落語、若手期待のホープ。
小浜でがっちり応援していきましょう。

【日  時】 1月22日(日)   開場 13:30 開演 14:00
【料  金】 2,000円(自由席) 
【出  演】 林家 染吉
       笑福亭 生寿
       桂 福丸
       三味線:はやしや香穂


第二回 旭座上方落語会

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連携協定を結んでいる上方落語協会のコラボレーションです。
スペシャルな4席をお楽しみくださいませ。

【日  時】 1月29日(日)   開場 13:30 開演 14:00
【出  演】 笑福亭三喬
        桂米紫・笑福亭松五・林家愛染
        (三味線:中田まなみ)
【料  金】 2,000円(自由席)


ということで、初笑い新春公演のご案内でした。

ちなみに1月はこの他に旭座シネマの第二弾もありますからお楽しみに。

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もちろん、お正月は子ども遊びの月。
神迎えするのは子どもですから。
ということでけん玉ワークショップなんかもあります。

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多彩でしょ。


旭座。
全国の芝居小屋に比べても、かなりの活用、稼働率なのです。

「興味がない」はしょうがないのですが、
あるひとコマを切り取って、閑古鳥が鳴いているとか
無責任な発言だけはやめてほしいですね。

宝物はみんなで活かして、もっともっと活用です。

「モノ」としては全国的に稀なもの。
ものすごい付加価値があります。
だからこそ
中で行う「コト」は批判せずに意見をだして、みんなで活用していきましょう。

くれぐれも
「あんなとこ行ってもしょうがないで!」
みたいな小浜人特有のネガティブ観光紹介はやめましょう(笑)



2017初勤行


皆様、あけましておめでとうございます

お正月♪

いつものように目覚め☆
いつものように歩きました。

菩提寺興禅寺門前で釈迦牟尼仏を南無南無し、

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若宮神社で南無八幡大菩薩☆
南無陶器大明神☆

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そしていつものとおり多田を遥拝する。

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南に向かい南無大峯満山護法善神☆
西に向かい南無飯盛満山護法善神☆

家にかえってお屠蘇とおせち、若水を汲んで神迎え。

若狭坊の家の神棚のしめ縄は、今年は龍です。
小坊主が学校で作ってきてくれました。

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なかなかスゴイ小坊主です。
これから正月には、若狭から大和にかけて勧請綱という龍信仰が各地であります。
我が家にも勧請縄です。

ということで、その後、小坊主とウォーキングで地主神である六所明神へ☆

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本殿で六所明神を南無南無。
六所が判らないが、多分大峯や白山、愛宕を含むかな??

山の神に向かって遥拝☆

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最後は馬頭観音さまにお正月のご挨拶後、

ふるまいの樽をいただきました。

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やはり地域の社寺を歩いて回るとパワーをいただけます。

さあ、今年の外詣りの最初はどこになるかな??



プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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