すり鉢くぐり

今日の夕方から市内四分一の法雲寺で中風除けの「大祈祷会」が行われます。

翌日の七月一日(日)早朝四時くらいからは「すり鉢くぐり」。
すり鉢を逆さにし、その上にモグサを焚いてお参りの人はその下をくぐるというもの。

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毎年、数千人の参詣の皆さまがお越しになられます。

たぶん、小浜のさまざまなイベントの中でもトップクラスの集客です。



この「すり鉢くぐり」
法雲寺では、江戸時代中ごろから行われていますが、もともとは元三大師に起源がある
密教系の行事です。護摩供と深い関係があるんですよね。

お参りに行きたいが…

旧四ヶ村球技大会の日なので無理なのでした(*_*;

みなさま、よろしければお参りくださいな。
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ひさびさの木曜会


昨日は木曜会!

小浜でまちづくりに動く人たちの異業種間交流みたいなもので、
毎月第4木曜日に開催される。まぁ、情報交換の飲み会です(^_-)-☆

行政、NPO、市民団体、自営業者さん、マスコミさんなど参加者はいろいろ。

それぞれの思いや活動状況から取り組みのコラボやご意見を頂戴する貴重な時間です。


昨日の会場はリストランテAさん。小浜を代表するイタリアンのお店です。

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おいしかった~。
でも、今月で閉店。シェフの新たな旅立ちに幸せあれ!!


後の方は…
だいぶ盛り上がってましたねぇ~。

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みなさまには仕事の面でも大変お世話になっています。

これからも色々なことが楽しめますように☆☆


木曜会は参加フリーですから。

毎月の案内がほしい方は、このブログコメントを通じて若狭坊までご連絡くださいませ。

イベント情報


6月26日から福井県立若狭歴史民俗資料館で

  特別陳列「若狭の海の名品」が開催されています。

若狭の歴史は「海」と切っても切り離せません。


さまざまなものが若狭から日本海諸国にもたらされ、大陸・半島からはさまざまなものが日本の玄関である若狭を経由して政権都市などにもたらされています。


注目してもらいたいのは「世界図・日本図」。いわゆる南蛮屏風です。
重要文化財に答申されており、まもなく指定の運びとなります。

若狭の豪商につたわった逸品。ぜひご観覧ください。

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今日の福井新聞には面白い(呆れる)記事もあった。

県内の某町の石造物調査結果(というか、間違いの言い訳記事だったが)。

マスコミを使うのはよい。まちづくりのためにどんどん活用するのはよい。
でも、確信ないままに走るとダメだよね。だんだん人が離れていくよ。

ここ何年か「ヤバいかな?」と思っていたが、とうとうこんなんなってしまったね。
これを契機に、もう一度立ち位置を確認した方がいい。

専門家としてはすばらしい人だし、頭も切れるんだから。
何より町を思う気持ちが人一倍強いのもよくわかっているからね。

マスコミは食いついてくるのは当たり前なんだから。
専門家としての確たるもの。もう一度考え直した方がいい。


その点では若狭歴民の地道な研究はすばらしい。

でも…
こちらはこちらで、いつまでも専門意識だけで生きていたらダメ。
まちづくりを深く考える組織。実行する組織として再生されることを望みます。

忙しいのに休日(#^.^#)

この間忙しいと書き込みながら…

昨日は仕事を休んでリフレッシュデーにしました。


やらんなんこと一杯あるのにね…


日曜日の地区対抗バレーが準優勝で、急きょ慰労会に参加して
若干、頭の痛い月曜の朝。

悪魔のささやき
「代休消費できんくらいあるやんけ~。みんな休んどるやんけ~」
「天気ええでぇ~。遊び日よりやでぇ~。」

に負けたのでした(*_*;

で、チャリで出発。目的地は国史跡の岡津製塩遺跡。
管理状況を確認ということでもちろん仕事も忘れない若狭坊です。

今日の愛車はMTBシボレー号。ロードにタイヤを変えていないのでかなり辛い。

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海沿いの若狭サイクリングロードはとっても気持ちいい。

各海水浴場は浜開きに向けて急ピッチで清掃作業が進んでいる。

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近くに浮かぶ国指定天然記念物「蒼島」の周りには、今日もキス釣りのボート一杯だ。

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しまった!!

釣り竿もってきたらよかった…

で、なんだかんだで岡津製塩遺跡に到着~。

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うんうん。きれいきれい。地元の老人会が草刈りしてくれたんです~。

まだ時間あるなぁ~
よし、小浜から脱出しよう。さばトラななちゃんさようなら。

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で、到着したのは高浜の道の駅「湯っぷる」。2時間ほどゆっくり入浴。

はいご褒美。明日からがんばろう!!
(決して飲酒運転はしておりません。勘違いなきよう)

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って、結局本日休みボケ。オフロードタイヤでの45kmライドはやはりキツイ(*_*;

忙しくなってきました

といっても、常に動いてますが(^^ゞ
「忙しい!!」は所詮は自己評価ですからね。

よく、「忙しい」と言っている人を見ますがホンマかいな!って思います。

若狭坊の「忙しい」。比較評価でなく自己評価ですのであしからず。


今日は、とっても素敵な朝焼けでした。

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さあ、気分もスッキリ!!

先週から、週末は体育協会モードに入っています。
今日は、地区対抗バレーボール大会。

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6月17日(日)区対抗ソフトボール
  24日(日)地区対抗バレーボール
7月 1日(日)旧四ヶ村球技大会
  8日(日)地区対抗ソフトボール
  14・15日(土・日)区対抗ソフトボール

この間に、選手選考やら抽選やら要項確認や説明が入るから、6月頭から週2,3回は公民館にいる。


これが落ち着くと、夏から初秋に数回入っている研究会の資料作りにはげまなければ。

さらに社長が新しい周期に入っていくから、お休みしていた政策的な仕事が一気に動き始める。
秋にはイベントも目白押し。


なかなか心も体も休まらない日々が続いていく。

でも、もうすぐ峰入りだから、山からパワーいただける。ありがたや。

子坊主との前行デー

上の比丘尼さまを伝統文化子供教室(生け花)にお連れし、

下の小坊主と若狭坊は小浜公園で大峯前行に励む(^^ゞ

小浜公園から階段をのぼり海望山山頂を目指す。

途中には、西国三十三か所の石造がならぶ。

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若狭坊が諸真言を1か所ずつお唱えする中、子坊主はひとつひとつに「あん」とお唱え(笑)
かならず仏のご加護がありますよん。

山頂で記念撮影。1年生にしてはよくがんばりました。

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山頂は、小浜湾、小浜の町並み、一望できる隠れたスポット。
しっかり投資して広報すれば観光スポットになるところです。

遠くには国の天然記念物に指定される蒼島。
キス・アジ釣りの小船もおおく浮かぶ。

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まだまだ登りたいという小坊主。
しかし、ある看板をみて断念。
この間から小浜をお騒がせしております。

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比丘尼と合流してBooさんで小浜の幸を含むバイキングを堪能!

午後はまず小坊主のスイミングのためにお隣のおおい町へ。

小坊主がスイミングに励む中、比丘尼と若狭坊はBCリーグを観戦!
もちろん福井ミラクルエレファンツを応援!!
0対0の緊張した投手戦だったが、応援始めると一挙3点先制。
メガホンならし、イッチョライのトランペットの中もりあがった。

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小坊主を車に乗せ、今度は比丘尼をテニスクラブに送る。


ひさびさに子供とまる一日。楽しかったよ。



今日の発見。

海望山までの道は、いまあじさいが綺麗ですよ。

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フィールドワークと人脈


月曜日は、小浜の町並み調査をお世話になり、何十年と小浜のまちづくりをご指導いただいている先生の大学退官祝いを関係者で行いました。

記念品はナント棟札(#^.^#)

日向さん

マニアックでしょ。
でも、「らしい」記念品ということで。何よりのものだと思います。
民宿の豊かな海の幸で夜遅くまで飲み、そして語り合いました。思い出から未来まで。

研究者・住民、分け隔てなく認められ、先生のように好かれる若狭坊でありたい…と改めて思いました。


歴史を学ぶということは、何よりもフィールドワークが大切。
そこには「人」がいるからコミュニケーションが大切。

大学でその方向性を学べたことは幸せでした。
どれだけいい学校で学んでも卓上の学問している人に先はないからねぇ~。

バイトして遊んで、江戸時代のおもちゃ作ったりわらじ編んで伊勢参りいったり。
そのために地域にでて聞き取りして、ごちそうや酒をオヨバレしたり。
休みの時には地元で発掘調査補助員としてお世話になり、「ついで」という名のもといろいろな悉皆調査に連行され。知識と人脈をいただきました。
ありがたかったな。

当時は、遊んでばかりで…みたいなことも言われたが…
仕事上でもっとも活かされているところです。

当然、仕事が多様化している今。歴史と真剣に向き合う意識があれば、仕事を進めていく上で、当たり前のように学んでいけるところでもあります。若狭坊も大学の時以上に、仕事上で学んだことが多いです。


今…自分に出来ているか。再確認しながらも…

同僚には、もっともっと住民の中に入ってほしいし、研究会にも出てほしいし。
なにより、人のネットワークを作ってほしい。

コラッ!!遺跡の報告書ばかり読んでたらあかんでぇ~。
読んでるんやったら、もっと論理的な発掘調査せぇよぉ~。
本読むより、研究会に顔出して議論できるようになれよぉ~。
なにより、懇親会で人脈作れよぉ~。
小浜は歴史のフィールドとしてコンテンツが溢れてるでぇ~。

遺跡は調査だけするもんちゃうでぇ~。
住民に近いものにせんとあかんのやでぇ~。
そのためには、どんどんと地域に入っていけよぉ~。
一緒に話しながら、おもろいことを実行に移していけよぉ~。

これからの歴史研究者はまちづくりのプロも兼ねないといけない。

毎度毎度言っているが…

もう言うのがいやになった…

とても大切な仕事を任されているのだから。という認識もてば自然に行動に移せるのにね。
趣味じゃないんだよ。仕事は。

久々の愚痴でした。

アユ解禁

週末は、悪天候で区対抗のソフトボール大会が中止。

家の諸事をこなす一日でした。



あれっ?なんか県外ナンバー車が多い。こんな田舎に…。


そう!週末は南川の鮎釣りの解禁だったのです。

結構春先が暖かかったので生育はいいみたいですが。

なにせ雨が降っていない。水量がびっくりするくらい少ない。

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これじゃダメだ…。
それに今週は台風がくるみたい。

これでドッと鮎が流されて…みたいな不漁が最近毎年続いているような感じ。



子供のころ、よく色々な道具で鮎をとったものだ。
今だと密猟の範疇になるのだろうが(*_*;
自分で食べないのに、持って帰って親父に褒められるのが楽しみでもあった。

夏になれば、毎日、川であそんで、伝統行事の準備を子供たちで行った。


川を見るたびに子供の頃の夏を思い出す。


さて、

今日はお世話になった大学先生の慰労会を有志で行います。

あすは久々の二日酔いか??

蛙飛びと蓮華入峰

蓮華入峰まで一カ月を切りましたね。

奈良県指定文化財になっている行事ですが、奈良の方や興味のある方しか御存じないでしょうからご紹介しましょう。

吉野金峯山寺の三大行事である蓮華会は毎年七月七日に開催されます。

修験道の開祖であられる役行者さまが産湯におつかいになった大和高田の池から蓮華をいただき、大峯蔵王権現さまはじめ、大峯満山護法善神にお供えする行事です。



また、これに合わせて、奇祭として有名な「蛙飛び行事」も行われます。

この行事は、蔵王権現を罵った男が罰にあたり、山上(西の覗近く)の単独岩である「鷲の岩」に、鷲にさらわれて置き去りにされてしまった罰あたりな男の物語です。

通りかかった修験者に助けを請い、なんとか蛙の姿に変えてもらって連れ帰られたというお話。

まず吉野山では、上千本から下千本まで蛙御輿が練り歩きます。


その後、吉野ケーブル駅をスタートして多くの修験者とともに蔵王堂へ入堂。

わたしたち若狭の衆は、蓮華御輿と蓮華を入堂させます。


入堂後は管長さま導師のもと、散華の法要。

その後、堂前で多くの修験者に囲まれた蛙さんは、導師の授戒により人間にもどるのでした。


翌日は、入堂していた蓮華を携え、山上本堂まで二四キロを各地の靡に蓮華をささげながら向かうというもの。八日の入峰は心身をなげうち、大峯諸神仏に祈りをささげる行です。



今年は週末だから、蛙飛びのお客さんも、翌日の体験入峰の参加者も多いんだろうなぁ~。

いい天気だといいな!

豊かな自然に感謝!小浜は元気!!

海に沈むお日さまに感謝し…

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時間よ止まれと願い…
久須夜を遥かに望む。

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再び巡りくるお日さまに感謝し…多田ヶ岳を望む。
自分は自然の中で生かされているのだと思う。

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人は特別なものではない。
自然を構成するパーツにすぎないのだから。

自然を見つめなおす。
このことについても歴史文化基本構想に描いている。
人の歴史の根幹には「人と自然との(真の)共生」があるから。
人間生活の都合のよい共生ではなく、真の共生を考えていく時期にきている。

みんな考えなければ…と目覚め始めているから、さまざまな運動が派生している。

先日の「食と民俗」の調査もそうだが、地域団体レベルで自然を見つめなおす運動はたくさんある。小浜湾の自然浄化運動を進めるアマモマーメイドプロジェクトなんかもそうだ。

いま動き始めているものを紹介すると。

上根来という鯖街道峠道にある山村周辺を活かす「山のてっぺん上根来」

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田烏の歴史自然遺産を活かす「田烏我袖倶楽部」

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鯖街道は今の時期の散策気持ちいいですよ。山のてっぺん上根来マップを片手にどうぞ!

田烏の棚田は明日、16日(土)にキャンドルライトアップされます。
フォトコンもあるのでぜひどうぞ!

いろんなところで歴史文化基本構想が動いている。行政も市民レベルも。
深く歴史文化基本構想を説明しなくても、住民が自分の故郷の歴史自然を守りたい!活かしていきたいと問題意識もっているから。
今年の「いいとこ小浜づくり」という市民主体のまちづくりへの補助金。
提案のほとんどが歴史文化と関連するもの。

住民目線にたった歴史文化基本構想が出来ている証かもしれない。

太宰府市では、文化財ではなく、住民が大切に思う地域の宝を太宰府市民遺産と位置付けた。


これ、国なんかにすると珍しい事例なんだろうが、わりと小さな末端行政ではいくらでもあるもの。それに気付かず、なるほどやるねぇ~太宰府!なんて思っていたら、中身は違えどもうやってるじゃん小浜市(*^_^*)

小浜では、すでに数年前に、いきいきまちづくり事業で地域の宝を抽出しているし、「ぎょうさん・ええもん・おおきんね」(たくさん良いものを伝えてくれてありがとっ!)という事業で、地域の小さな宝の掘り起こしがされた。

行政は後方支援だけですよ。民間で行われたのだ。

歴史文化基本構想の影響をうけて、今年は第2弾の「ぎょうさん ええもん おおきんね事業」が計画され始めている。「食と民俗調査事業」とコラボして情報発信していければ…と画策中(#^.^#)

いろんな動きをコーディネートし、大きく協働で発信。
これも、これからの若狭坊に求められる仕事の大きなウェートになります。

飯盛寺お参りと景観

仕事で小浜西部の飯盛寺へ!

もちろんお参りも(*^_^*)

飯1

小浜の国指定の文化財では、この飯盛寺本堂と萬徳寺書院(名勝庭園の一部)が茅葺屋根です。

神体山飯盛山の中腹のすばらしい寺院です。


帰り際、山麓の大日堂をみたら…

飯2

いい天気なので開放中!
ラッキー

丈六のすばらしい光り輝く大日如来像の御前でしばし南無南無。
オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン

南無南無してふと前を見れば、村の出口の六地蔵さま。

飯3

村の入り口には、正月に一年の降魔を願った勧請綱が掛けられている。

飯3.5

村自体は素晴らしい農村景観を残す。

飯4

昨日の切妻瓦葺きの農村建築と対をなす旧茅葺の民家群。若狭小浜の農村景観です。
いいですねぇ~。

ちなみに、小浜では中山間の中名田地区の耕作放棄地で茅栽培が始まっています。
もともと、地元の植物性資材で成り立っていた若狭の文化財たち。

地域の文化財は地域で。昔みたいに地産地消の維持をゆるやかに目指しています。すばらしい文化財保護の取り組みでしょ。

なお、明日一五日までですが、森林の水PR館で、中名田の取り組みがパネル紹介されてます。
ぜひご覧くださいませ。

さてさて、よく見ると北の霊峰、久須夜が真正面に遥拝できるではないか!!

飯5

飯盛寺は久須夜ヶ岳も意識しているのかな??
ありがたや、南無久須夜大明神。



伝統的建築と農村景観

若狭坊の家の近くの農村景観です。

農村

田舎でゴメンナサイ(笑)

でも、こういう景観当たり前と思っていたら、どんどん減ってきている。


どこもかしこもハウスメーカーの建物だらけで…
伝統的農家建築は、絶滅危惧種です。

切妻の若狭瓦葺き。妻壁に天秤梁と束立てで格子状に組み、美しい漆喰が目を引く。
妻面に下屋を出して入り口にするところが多いが、平入りもある。

屋根には立派な煙だし。

敷地には平入りの大きな下屋をもった土壁の蔵。

少なくなりました。


でも、建物だけではダメなんですよね。

写真を見ていただいても、やっぱり山があり田畑があればこその景観。


いままで文化財は単体(建造物!!みたいな)でしか見られてなかったけど、ようやく周辺の景観と一体となったものの評価が始まったところ。

日本らしい景観は残さなくては。

でも、新しいものはいらない!!は必要なしで、歴史は新しいものが繰り返し作られ現在に至っている。古いものだから残せっ!!みたいな価値観だけの押しつけは常々したくないと思っている。

今のご時世、ハウスメーカーで建てることを否定しない。
でも、地域の風土や景観、生活に見合った建物を建てる意識を施主にもハウスメーカーにも持ってほしい。
ヨーロッパでは当たり前の意識ですが、日本はなぜか戦後の資本主義で、これらを意識しないスクラップアンドビルドが当たり前になってしまった…。


ちなみに若狭坊の家はハウスメーカー(汗)

本当は古民家再生した家に住みたいな~と常々思っています。
でも自分一人の家じゃないから同意しれないんだよねぇ~

初老を過ぎた若狭坊の老後の夢
暗い梁がみえた木の空間で囲炉裏を前に一杯飲むことです(^u^)

伝統行事と食文化の調査

山川登美子記念館の企画展示構想で頭から煙が出ている若狭坊です。


さていよいよスタートします。小浜市若狭町歴史文化基本構想具現化事業!

小浜市の特徴をもっとも示す文化財。
われわれの生活の基盤となっている文化財。

「伝統行事と伝統食」の悉皆調査スタートです。
市民調査員との協働になります。

明日、12日に市民調査員説明会と懇談を開催します。

おもしろいことが発見できればいいのになぁ~。

小浜市は「食のまちづくり」をスタートしています。
その根底には、古代の御食国の歴史や、京との交流の「鯖街道」の歴史があります。

でも、自然と人間が共生し、育んできた年中行事や、その時の神仏へのお供え、人が集ったときのハレの食などは食文化の根底、歴史の根底なのに調査が進んでいませんでした。

歴史は人が作ります。
そこには、信仰のもと、あるいはコミュニケーションのもとの民俗行事があり、そして生活するための食文化があります。歴史としてもっともわかりやすい分野です。

大震災以後、日本らしいコミュニティーの大切さがうたわれています。日本文化の根底にはコミュニティーの民俗行事や共同作業がありました。
日本食の健康への効果が注目されつつあり、文化としては世界遺産にも申請されています。

歴史を知り、誇りをもち、コミュニティーを考える。
そこから観光やまちづくりも派生すればいい。

保存から活用へ…。

わかりやすく進めていきたいな。

なお、この調査の発表会や伝統行事公演、シンポジウム、伝統食試食体験などをごちゃまぜにしたイベントを来年の3月3日(日)に開催予定。若狭神宮寺のお水送りの翌日です。

みなさん予定あけといてくださ~い!!

多田ヶ岳山頂

春は必ず若狭の龍・神体山の多田ヶ岳に入峰させていただきます。

入峰前には、登山口の多田寺か妙楽寺のどちらかにお参りし、下山後には若狭神宮寺にごあいさつします。

なぜ毎年登るか??


一つは大峯山の前行で登るというのと、もうひとつは山頂の遺跡確認です。
といっても遺跡は表面上に出ていません。

ただ、登るたびに須恵器の数片を拾うことができます。八世紀から九世紀初頭ですね。
冬の嵐で山上が荒れて須恵器が表出します。

古代から神体山に入りお祈りされていたのでしょう。修行僧が…。
あぁ~調査したい~!

最近、寺院調査や山の寺の議論が考古学あるいは学域を超えて議論され始めていますが、シンポジウムや報告書では信仰の観点を考慮することが抜けていることがよくあります。歴史はいまの価値観で評価し結論づけることがもっともダメなことなのに。そこに人がいて作られたのであれば、信仰というものを最も大切に考えないと、遺跡論を述べることができません。

さて
多田ヶ岳の山上は素敵ですよ。

灌木と大岩があって三六〇度のパノラマ。
空中庭園の様相です。

多田から青葉

小浜湾の向こうに西の神体山の青葉山が見えます。

地図上で若狭の山と社寺を落とすと、かなり方位を意識しながら立地させているような気がします。山に登れば基本的な測量による方位確認もできます。

山で修業すれば方位も意識する。これ今の登山者でも当たり前。
古代の人も、方位や四神の信仰も仏教と同時に入ってきてるから、考えても当たり前なのですがね。面白ばなしで紹介すると結構バカにされます(+_+)

ちなみに、熊野・吉野・飛鳥・奈良・若狭多田ヶ岳は一直線で結ばれるんですよ~(^_-)-☆

そして最後は山上の役行者様にお参りです。

役行者M15神変大菩薩

多田寺の縁起によると、役行者様は多田ヶ岳で一〇〇日の行をされたそうな。
明治一五年に山麓の野代区のみなさまが奉納されたものです。

オン ギャクギャク エンノウ ウバソク アランギャ ソワカ
南無神変大菩薩♪

古事記編纂一三〇〇年

今年は古事記編纂一三〇〇年の年。

ちまたの本屋には数多くの記紀(日本書紀とあわせ)の書籍が並んでいます。

なにせ、謎だらけの古代史。訳すだけならよいのですが、いろいろな読み取りかたがあるので、諸説さまざまです。

暇なときに購入して見るとおもしろいですよ。


さてさて、古事記。

これは天武天皇の命を受け稗田阿礼が読術するものを太安万侶が編纂したといいます。
教科書で習った古い記憶(*^_^*)こんな知識はあまり歴史研究には必要ないが(笑)

ちなみに記紀には、びっくりするくらい若狭の記述がありません。当然いくつかはありますが。
対外への玄関として、御食国としての塩と関連した記事は敦賀(角鹿)がよく登場します。

記紀の記述は、おそらく卑弥呼の時代から天武天皇に至るまでの王族の歴史を記しているので、深く若狭は関連していなかったのだろうか。あるいは意図的に封印されているのだろうか?

このあたりを推論する本もいくつか出ています。読み物としてみると面白いです。

ただ、考古学上、若狭の王族の歴史は三~四世紀がかなり空白の時代なので、記紀とも符合します。五世紀になってから若狭を統治したという膳臣の時代、若狭の首長墓が出現し、膳臣の記事も登場するという感じ。


さてさて

この編纂した太安万侶。もともと多氏一族だったのを太に改姓したといいます。

そこで気になるのが小浜の多田(多太)ヶ岳と多太神社ですね。

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若狭と奈良とのつながりは、文献も考古学上も西暦七〇〇年前後から強くなっています。
膳臣の時代は、畿内というより大陸や半島、北九州との交流が顕著。

飛鳥奈良時代では吉野の天武天皇もそうだし、半島でいうと新羅との関係から読み取ることもできるでしょう。このあたりから、聖武天皇の東大寺建立までが若狭の注目の歴史です。政治と深く関連した文化や信仰、そこに息づく対外交流。小浜の歴史の源流ともいえます。

ただ、記紀では多氏の関連氏族についの記述は抹殺されています。
ここに何かあるかもね~。

ちなみに多太神社といえば、兵庫県加西市と石川県小松市も有名。

加西市の南の加古川市日岡神社では若狭の水が湧く伝承がある。

すべてが薄い線でつながっています。

キジの声

朝のウォーキングで聞くのはキジの声。

なわばりに近づくあやしいオトコにおびえ、鳴いて少しだけ飛び立つ。

たまには道をトコトコあるいている。

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子供のころはあまりいなかったような気がするが、最近キジにとっては素敵な耕作放棄地がいくつかあって、鳴き声から想定しても、わたしの家から半径1km圏内に5か所くらい生息地があるように思う。

キジ鍋などの名前のとおりおいしい鳥。らしい…
ちょっと食べてみたい(*^_^*)

それよりも日本の国鳥ですからね。
一万円札のデザインにもなってるし。

桃太郎のように昔話にも頻繁に出てくるし、ことわざにもたくさん引用されている日本人の生活に近い動物。

自然が戻ってきてるんだね。

クリーン作戦

毎年6月の第1日曜は「クリーンアップ福井大作戦」

県内各地で奉仕作業が行われます。

毎年、くぼたん区は道路沿いの草刈りです。

草刈りしててよく思う。
先人の遺徳碑を眺めて、こうありたいと。

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ただ自分の住む村のために…という奉仕の心。いつまでも持ちたい。


草刈り後は、青壮年会で林道奥の倒木除去と区の大般若経の修理。

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林道奥には旧屋敷地や水田跡が密集する。すごい村だったんだなと改めて思います。
山に近く自然(神)と一体となった良い村だったんだろうなぁ。
キャンプ場になれば儲かるかも(^^♪

歴史は繰り返す。といいますが、またこのあたりに人が住むこともあるのでしょう。
今の新興住宅地は自然(神)への挑戦!!みたいなところが多いから。

遺跡の調査をしていると村の成立・衰退・廃絶には敏感になります。
なぜ、ここに開発が及んだか・・・そして滅びたか・・・

人間バカだから繰り返しています。歴史から学ぶこと多いのにね。今だけで考えるとダメなのに…。


終われば昼から夕方まで一杯!

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くぼたんの真骨頂です。

そして月曜朝は二日酔いが多いのですが…

いい目覚めでした。鏡大黒山が一週間の元気をくれました。

大黒さまに南無~。

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山川登美子記念館探検

今日は山川登美子記念館の店番してました。

山川登美子記念館は、明治四〇年建築で、国登録文化財となっています。
山川家から家屋の寄贈をうけ、記念館として開館してから五年になります。

玄関に入ると…

家紋を入れた提灯箱!

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旧家の玄関には結構残っているところがあります。



玄関右手には

箱階段!!

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質素な中にも贅を尽くしたお家なので、二階行きにはしっかりとした階段あるのですが、こちらの箱階段は、玄関上の屋根裏に上がるもの。女中さんが寝泊まりしていたといいます。


展示は、短い山川登美子の生涯を紹介しているのですが、古い建物好きにも必見の文化財だと思います。庭もしっかりしてますよ~。
建物も門も蔵もすべてが国登録です。


若狭坊は明日土曜日の午後、ふたたび記念館店番しています。

よろしければおいでくださいまし。入館は四時半まで。観覧料三〇〇円です。

プロフィール

若狭坊

Author:若狭坊
1970年生まれ。奈良大学史学科卒業。当時からの専門は中近世考古学、中近世流通史、中近世都市史。
と書くと難しい(^O^)
現在の専門は仲間と行う歴史を活かしたまちづくり。
だが、実は修験にめざめた山伏なのでアール。

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